こんにちは!
なごみちです。
今回は、「なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと」という本のご紹介です。
この本は、池上 彰氏が、監修している中高生向けの本です。
中高生向けの本ですから、大人が読めば、「そりゃそうだ」とか「そんなことわかっている」という事になるのかもしれません。
ですが・・
あらためて気づかされることも多々ありましたし、大人でも、自分の仕事に不満を持ったり、不安があったりする人が読めば、初心に返って仕事への意欲がわくかもしれません。
では・・
自分が、この本を読んで、あらためて気づかされたこと、大切に感じたことなどを、ランダムに挙げてみます。
・仕事と生活のちょうどいいバランスは個人によって異なり、そのバランスを自分の価値観に合った形にコントロールしていくことが何よりも大事!
・大事なのは、みんなが同じように働くことではない。
自分らしく無理なく働くこと、そして幸せを感じられるように暮らしていくことが大事。
・人はいろいろなライフイベントに合わせて自分の生き方を見つめなおし、その時の自分に合った働き方を考えていく必要がある。
・人は、お金がたくさんあれば、それに応じて幸せの度合いが高くなるわけではないようだ。内閣府の調査によると、年収が2倍になっても、幸せの度合いは2倍にはならない。
・仕事で辛い時は、そのガマンが未来につながる「良いガマン」か、自分を苦しめるだけの「悪いガマン」かを見極めることが大事。
・人と比べない、人からどう見られるかを気にし過ぎない、いま自分ができることを精一杯やる。
・命がいつか果てる人間にとって、時間をどう使うかというのは、命をどう使うかと同じこと。
・自分の人生の主役は自分であり、生き方の決定権は自分にある。
・これまでのライフステージ:「教育」―「仕事」―「引退」の順番で人生が終わる。
・これからのライフステージ:起業、複業、副業・転職、教育(学ぶ)、ボランティア活動などで、自分のキャリアを見直し、自分の100年の人生を、自分で充実させる生き方をしていくべきである。
まさに「パラレルキャリア」の考え方ですね。
*パラレルキャリアとは
経営学者P.F.ドラッカーの著書「明日を支配するもの-21世紀のマネジメント革命」内で提唱された、これからの社会での働き方・生き方についての考え方。
「本業を持ちながら、第二のキャリアを形成すること」
ボランティアなどの非営利活動や自営業の開始、他企業への転職など幅広いキャリアを意味しています。
・学校の勉強は、社会に出るための基礎体力、将来の選択肢を広げるのに役立つ。
・いちばん大切なのは、自分が何をやりたいかを、ちゃんと考えて生きているかどうか。
勉強さえしていれば、自分に適した仕事を誰かが与えてくれるわけではない。
・大切なのは、「自分の人生に責任を持てるのは自分だけだ」と気づくこと!
そして「自分で自分の人生をつくるんだ」という覚悟すること!
・「ふつう」に縛られない。
「ふつうが幸せ」という人がいる。その考え方の裏には「ふつうじゃないと不幸」と思う気持ちがあるからだ。
そもそも「ふつう」か「ふつうじゃない」か、という基準なんかない。
・最初は歩けない赤ん坊は、「転ぶのが怖いから」と歩くことをあきらめたり、「自分には歩く才能がない」と投げ出したりしない。赤ん坊は失敗を恐れたりしない。
・人生に正解なんてない!
どうでしょう?
自分が気になった事を、漠然と列記してみました。
なぜ僕らは働くのか・・
もっと言えば、
自分はどう生きるのか・・
そんな事を、あらためて考えさせてくれる本です。
マンガとイラスト入りの説明文の構成で読みやすくなっていますから、サクッとこんな本を読んで、初心に返ってみてはいかがでしょう!
中高生諸君はもちろん、これからの生き方を考えていくために、大人の皆さん、特に中高年の皆さんにオススメです!
ぜひ、ご一読を!
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