Wi-Fiを語る時によく出てくる「単位」のお話し

ITはてなくん
ITはてなくん

量販店の店員さんから、Wi-Fiルータの説明を受けたけど・・

そもそも「単位」がわからないから、ぜんぜんピンと来なくて・・!

なごみち
なごみち

ですよね。

普段馴染みのない「単位」が出てきますよね。

では、ここで、Wi-Fiに関わる主な「単位」について見てみましょう。

データ通信速度を表す単位

最初に、Wi-Fiを語る時に、よく出てくる単位「bps」について見てみましょう。
「bps」とは、「ビット毎秒」(Bits Per Second)の略称で、データ通信速度を表す単位です。
1秒あたりに送受信できるビット数を示します。
1ビット毎秒は、1%の1/100、つまり0.01%(小数形式では0.0001)に相当します。
例えば、通信速度が、1メガビット毎秒(1Mbps)の場合、1秒間に1,000,000ビットのデータを送受信できます。

ITはてなくん
ITはてなくん

ちょっと、待った・・

ビット、ビット、ビット、ビット 言っているけど・・

そもそも「ビット」ってなに?

なごみち
なごみち

はい。
では、「ビット」についてお話ししますね。

ビットはデータ量の単位

ビット (bit)は、データの最小単位です。
コンピュータは、0と1のビットで情報を処理します。

ちなみに・・
・キロビット (Kbit) : 1キロビットは1000ビットです。
・メガビット (Mbit) : 1メガビットは1000キロビット、つまり100万ビットです。
・ギガビット (Gbit) : 1ギガビットは1000メガビット、つまり10億ビットです。
・テラビット (Tbit) : 1テラビットは1000ギガビット、つまり1兆ビットです。

ビットからキロビット、メガビット、ギガビット、そしてテラビットへと、10のべき乗で増えていくことがわかります。

まとめると・・
・ 1 Kbit = 1000 bit
・ 1 Mbit = 1000 Kbit
・ 1 Gbit = 1000 Mbit
・ 1 Tbit = 1000 Gbit
・・になります。

ちなみに・・
コンピュータで扱うデータ量を表す基本的な単位に「バイト(Byte)」もあります。
8つのビット(bit)が、1バイトになります。(8bit = 1byte)
ビットは「0」と「1」の2通りのデータを扱う最小単位で、バイトはそれをまとめたものです。

1ビットでは「0」と「1」の2通りのデータを扱えます。
2ビットなら4通り、3ビットなら8通りのデータを表現できます。
8ビット(1バイト)で256通りのデータを扱えます。
以上、参考までに・・

周波数を表す単位

Wi-Fiを語る時によく見る「ギガヘルツ (GHz)」 は、周波数を表す単位で、主に電子機器や通信技術で使われます。

Wi-Fiの世界では、「2.4GHz帯」と「5GHz帯」の2つの周波数帯がよく使われています。
これらはどちらも「ギガヘルツ単位」で表されます。

新しい「Wi-Fi6E」、「Wi-Fi7」は、「2.4GHz帯」「5GHz帯」プラス「6GHz帯」の周波数帯も使用するようになりました。
「6GHz帯」は、電波干渉が少なく、高速で快適な通信ができます。

<参考>
Wi-Fiの規格ってなに?

以上、Wi-Fiを語る時によく出てくる「単位」のお話しでした。
「速度」とか「量」とかの単位を言われても、「実感」としては、よく伝わらないものです。
Wi-Fiルータ等の購入の際に、ちょっと意識して製品の比較検討をしてみると、なんとなく感覚がわかってくるかもしれません。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました