青汁が消費者物価指数に追加! 健康食品が経済指標に影響を与える時代!

青汁、飲んでいますか?

健康のために「青汁」を飲んでいる方も多いと思います。

最近の「青汁」、各メーカーがそれぞれ工夫を重ね、昔に比べると、とても飲みやすく、おいしくなっています。

その「青汁」が「消費者物価指数」に追加される方針が、財務省から示されました。

「消費者物価指数」なんて言葉が出てくると、なんか堅苦しい話に感じますが・・・

ぶっちゃけて言うと、今「青汁」がよく売れているということです。

消費者物価指数とは?

そもそも「消費者物価指数」とは、全国の世帯が購入する商品等の価格変動を測定して「指数化」するもの。

「経済の体温計」と呼ばれる指標です。

物価変動に応じて給付水準を見直す「国民年金・厚生年金」で指標として用いられているほか、

「日銀が金融政策の判断材料」にも利用され、官民を問わず幅広く参照されている重要な経済指標になっています。

そして「消費者物価指数」は、消費行動の変化等を踏まえて、5年ごとに見直されます。

青汁追加も!流行り廃り?

「青汁」を追加する事で、今後さらに消費が増えると予測される「健康食品」の価格変動を正確に把握する狙いがあるのでしょう。

これも時代の流れで、売れ行きが落ち、価格変動に影響が少ないものは、外されていきます。

たとえば、「お子様ランチ」は、今回調査対象から外されます。

逆に、「青汁」の他に、「コンビニコーヒー」などが新規に追加される模様です。

これも、流行り廃りの世界です。

健康食品では、2005年にサプリメントが「消費者物価指数」に加わり、栄養機能食品の「マルチビタミン」が調査対象となり、そして「青汁」が今回新たに追加されます。

2015年基準改定計画案では?

「2015年基準改定計画案」では、33品目を追加、32品目を廃止するなどして、調査対象品目を計585品目とする模様です。

また、2015年基準では、サプリメントをさらに細分化して、従来のマルチビタミンを「健康保持用摂取品A」と分類。

一方、高齢化などによりサプリの需要がますます高まると判断し、「青汁」を単独項目として新規に追加するようです。

新基準が決定するのは、今年11月末で、来年8月に、新基準に基づく指数が発表される見込みです。

健康食品が物価に影響を与えるということは?

過去には、全体の「消費者物価指数」に「サプリメント」が影響を与えた月もあったようで、さらに「青汁」が加わることは、「健康食品」の価格動向が物価に与える影響を無視できなくなったといえます。 

「健康食品が物価に影響を与える」ということは・・・

国民の「健康に対する意識」が、より高まっているとも言えます。

今後、ますますの高齢化、医療費も高くなる事が予測される現在。

「病気にならない身体づくり」を、今から日々「コツコツ」と実践することが大切なようです。

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