コリン

今回はビタミン様物質!
コリンです。

概要

・体内で合成される水溶性ビタミン様物質。

・広い意味では、ビタミンB群の仲間。

・コリンは、血管を拡張させて血圧を下げるアセチルコリンの原料となる。

・細胞膜などの生体膜、脳や神経組織を構成するリン脂質であるレシチン(ホスファチジルコリン)をつくる。

動脈硬化の予防、記憶力を高める効果もある。

友達関係

・アセチルコリン

・レシチン

働き

・コリンは、血管を拡張させる作用をもつ神経伝達物質であるアセチルコリンをつくる。

・血管を拡張させることにより血圧を下げることができる。

・血管壁にコレステロールが付着するのを防いだり、肝臓に脂肪がたまらないように働くレシチンをつくる。

・コリンは、レシチンをつくることにより、肝硬変や動脈硬化を予防する。

・コリンには脳の記憶形成を促進し、コレステロール値を正常に保つ。

補給法

・体内で合成されるが、食事やサプリメントによる補給が必要。

不足すると・・

・コリンが欠乏すると、体内でアセチルコリンやレシチンがつくられなくなる。 

過剰摂取すると・・ 

・特に過剰症の心配はない。

・ただし、経口により大量摂取すると逆作用のリスクを生じる可能性がある。

・副作用としては、発汗、体臭、胃腸の不調、嘔吐、下痢など。

コリンを多く含む主な食品

鶏卵、豆腐、牛肉、牛レバー、豚肉、豚レバー、牛乳、大豆、エンドウ豆、サツマイモ、ササゲなど

これらの栄養素だけとれば症状が良くなるという話ではありません。
栄養のバランスを考えるときに参考にしていただければ幸いです。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスをとることが大切です!

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