人の成長が始まる時は・・?

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「全日本軟式野球連盟は、今夏の小学生の全国大会で、1日あたりの投手の投球数を70球以内とすることを決めたそうです。また、2020年度からは、すべての小学生の公式戦で球数制限が導入され、将来的には中学や女子にも広げる方針とのこと。」

やはり、投手の肩・肘には、かなりの負荷がかかるのでしょう。
未来ある子供たちを、早々とつぶしてはいけないので、致し方ない事ではあります。

ひと昔前までは、「根性」とか「努力」とか、「ひとりで何百球投げぬいた」とか・・
「練習中は水を飲むな」なんて事もよく言われたものです。
そんな「泥臭さ」が「美徳」とされていた時代でしたから・・、
昔から野球を見ていた我々にとっては、ちょっと寂しい想いもありますが・・
今のスポーツ競技は、「子供の将来を見据えた育て方」に変わってきているようです。

たとえば、バスケットボール。
小学生(ミニバスケットボール)と中学生の試合でのディフェンス(守り方)は、マンツーマンディフェンスしかやってはいけない。ゾーンディフェンスは禁止。
理由は・・
ゾーンディフェンスなどの、チームのシステムだけで、勝利のみを追求するのはよろしくない。
やはり、基本は1対1。
個々の1対1を強化して、個々の技術を上げたいという事でしょう。
そのため、小中学生のうちは、「目先の勝利にはこだわるな」とまで言っていますね。
個人的には、「競技は、勝利にこだわらないでどうする?」と思いますけどね・・
スポーツ競技も進化しているという事です。

今の子供は、かなり小さい頃からスポーツ競技を始める子も多くいて・・
そのためか、若くても世界で通用する選手がたくさん増えていますね。

ここで素朴な疑問・・
小さな子供たちは、どんなキッカケでスポーツ競技を始めるのでしょうか・・?
まあ、親や兄弟がやっている家庭は、その流れでやることはわかりますが・・
数ある競技の中で、なぜそれを始めたのか・・?
「何かの縁?」
「今、世界的に活躍している日本の選手が、違う競技をしていたらどうなっていたか?」
なんてことを思うと・・・・

「そんな事、どうでもいいだろう」と言われそうなので・・
このへんで・・

そもそも、何かを始める時・・
「興味があるからやるというより、やるから興味がわいてくる」というのも、あるかもしれません。

小さい子は、おそらく最初は、何もわからないでしょうが・・・
何もわからない事を、わかり始めた時から、「成長」が始まるのかもしれません。

今回の言葉

「自分が何も理解していないことを、理解し始めた時から、人の成長は始まる。」

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