サプリメントのメーカーを選ぶ時のポイントは?

こんにちは!

突然ですが・・・
もし、あなたがサプリメントを買う場合、サプリメントメーカーは、どのメーカーを選びますか?
そもそも、サプリメントメーカーには、どんなメーカーがあるのでしょう?

今や、日本のサプリメントメーカーは数多くあって、「えっ、その会社でもサプリメント出しているの?」と思わず口にしてしまうような、本業もイメージもサプリメントとは無関係だと思われた企業が、サプリメント業界に進出してきています。

種類も数もたくさんあって、選択肢も広がって喜ばしいことでもあるのでしょうが・・・
正直なところ、消費者は何を選んだらよいか迷ってしまいます。
では、消費者は何を基準にサプリメントのメーカーを選べば良いのでしょう。

そこで今回は「サプリメントのメーカーを選ぶ時のポイント」をレポートします。

まず最初に確認したいのは?

 まず最初に確認したいのは、そのメーカーの「サプリメントに対する取り組み」「品質へのこだわり」、いわゆるメーカーの姿勢です。
そのメーカー独自の取り組みをしているところも多々あるでしょうが、
メーカーを選ぶ時の目安となるのが、そのメーカーのサプリメントにGMPマークJHFAマークがついているかどうか、
これを参考にします。

GMPマーク

GMPとは、Good Manufacturing Practicesの頭文字をとったもので、日本では「適正製造規範」と訳されています。
原料の入庫から製造、出荷にいたるすべての過程において、製品が安全に作られ、品質が一定の水準に達するように定められた規制とシステムのことになります。

ただちょっとここで、面倒なことが・・・
実は日本では、GMPを認証する機関が2つあるんです。
「公益財団法人 日本健康・栄養食品協会」「一般社団法人 日本健康食品規格協会」です。
しかも、その認証の姿勢に大きな違いがあるようなんです。
その違いとして(あくまで、調べてみての個人の印象ですが・・)

☆公益財団法人 日本健康・栄養食品協会:GMPの精神を理解することに重点をおいているようです。

一般社団法人 日本健康食品規格協会 :できるだけFDA(米国食品医薬品庁)規範に近づけ、質の高いGMPを目指しているようです。

どちらの姿勢も大切なことだとは思います。
ただ、認証機関が2つあることじたい、国民に混乱をもたらすことになります。
本来は、国による認証が望ましいと思われますが、日本では、「健康食品」なるものの定義が法的になされていないため、国がその認証を行うことは現段階ではないと思われます。
早急に、法的整備も含め、公的機関による認証と制度の一本化が必要でしょう!

このGMPマーク、この2つの法人の考え方や意味合いも違うようですし、
また、両機関とも健康食品企業から構成される法人で、そもそも認証は、それぞれの法人の構成員にたいして出されている、要は仲間内で認証している感じなので、そうなると「厳しさ」は求められないように感じます。

が・・・、
今後の課題はまだまだありますが、厚生労働省もGMPマークを目印に健康食品を選ぶように指導していますし、品質が一定の水準に達している認証を受けているということで、GMPマークの有無は、サプリメントを選ぶ際の参考にはなるでしょう!

JHFAマーク

JHFAとは、Japan Health Food Authorization の略になります。
☆公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が認定します。

昭和60年に、当時の厚生省が設置を認めた財団法人 日本健康・栄養食品協会の事業として、健康食品の規格基準の設定とその基準に係わる認定制度を開始しました。
規格成分のみならず一般細菌や大腸菌なども分析した上、表示内容についても医学・栄養学の専門家から構成する「認定健康食品認定審査会」で審査をして、「認定健康食品(JHFA)マーク」の表示を許可しています。「JHFAマーク」は、今の日本においては、健康補助食品の安心、安全のマークともいえるようです。

会社の概要

もし、上記のマークが無いメーカーであれば、その会社の概要を調べてみます。
今では、インターネットで会社の概要を知ることもできますし、お客様相談窓口があればそれを利用して、実際に電話して製品に関する質問をして、会社の対応を見てみるのも良いでしょう。
高品質のサプリメントをつくっているメーカーの中には、ラベルに配合物の分量を表示し、成分の情報をすべて開示している会社もあります。

その他のチェックポイント

その他のチェックポイントとして、
・ラベル・パッケージに栄養素の単位(mg、IU、μgなど)が記載されているかどうか確認します。
・原材料は多く含まれている順に記載しなければならないことになっていますので、これもチェックポイントになります。
・添加物を必要以上に使ってないかは重要です。
・適切な摂取方法、摂取量、使用時の注意点の表示があるか確認します。
・ホームページやパンフレットで詳細内容を確認するのもいいでしょう。

サプリメントのラベルの見方

サプリメントのラベルは下記の通りになります。
保険機能食品以外のサプリメントは加工食品と同じ扱いになり、食品衛生法JAS法などによって下記の表示が義務づけられています。

1.サプリメントの名称(品名、種類別、種類別名称と記載することもできます)
2.原材料名
3.食品添加物以外の原材料名
4.食品添加物
5.アレルギー物質を含む旨
6.遺伝子組み換え食品の表示
7.内容量
8.固形量(該当食品のみ)
9.内容総量(該当食品のみ)
10.賞味期限(品質が急速に変化しやすい食品は「消費期限」とする。)
11.保存方法
12.原産国名
13.製造者(加工者、輸入者、販売者と記載し、氏名(または名称)および所在地を表示する)

日本のサプリメントと米国のサプリメントの違い

米国のサプリメントと日本のサプリメントを比べると、最も大きな違いは「品質管理の基準」のようです。
日本は、「GMPに準拠することが望ましい」というレベルであるのに対し、
米国は、GMPより基準が厳しい、最新のGMPである、「cGMP(Current Good Manufacturing Practices)が義務化」されていることからもわかります。

米国でサプリメントが普及していった理由のひとつは・・!

まとめ

日本では、サプリメントの品質管理は、企業に委ねられ、自主的にcGMPを取得する企業もあるようですが、品質管理の方法やレベルにはかなりの差があり、統一されていないのが実情のようです。
ですから、「品質も、安心・安全の点からも国産が一番」というこだわりは、サプリメントについては必ずしも言えないようです。
今は、ヨーロッパや東南アジアなどでも、cGMPがスタンダードになってきているようで、サプリメントを選ぶ時は、生産国をみるのもいいかもしれません。

ですが、それでもあえて、日本のサプリメントメーカーを選ぶとしたら、
・GMPマーク、JHFAマークの有無を確認することや、
・その企業の品質管理方法やレベルについて調べることが、
サプリメントを選ぶ際の重要なポイントになるでしょう。

あくまでも個人的な見解です。
日本にも自主的に厳しい品質管理をしている企業もあると思いますし、良いメーカーもたくさんあると思います。
・・が、
自分がサプリメントメーカーを選ぶとしたら、
ずばり、米国のサプリメントメーカー!
それも
・消費者の目が厳しい中で、
・サプリメントや栄養学の先進国である米国の市場で長く生き残っている、
・自社での製造はもちろん、自社の農場を持って品質管理を徹底し、研究を怠らず、
・長い歴史と実績のある米国のサプリメントメーカー!
今の日本の実情を見たり、米国のサプリメントや栄養学が、日本より何年も進んでいる事を考えれば、上記のような米国のサプリメントメーカーを選ぶことがベターだと感じます。

米国のサプリメントが高品質な理由!

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