ビタミン様物質。
今回はビタミンPです!
概要
・ビタミンPは毛細血管の透過性を抑え、血管壁を強化する。
・水溶性のビタミン様物質。
・ビタミンPに属する成分は、ヘスペリジン、シトリン、ケルセチンなどでフラボノイドの混合物。
・蕎麦に含まれる「ルチン」もビタミンPの一種。
友達関係
・ビタミンC
働き
・細胞や組織をつなぐコラーゲンをつくるビタミンCの作用を促進する。
・毛細血管の透過性を保ち血管壁を強くする。
・毛細血管の収縮作用、血圧降下作用がある。
・ビタミンPは、ビタミンCの吸収を促し協調して働く。
・強い抗酸化作用でビタミンCの酸化を防ぐ。
補給法
・ビタミンPは、ビタミンCの吸収をよくする働きがあるので、ビタミンCと一緒に摂取すると効果的。
不足すると・・
・ビタミンPが不足すると、毛細血管の透過性が高くなり出血しやすくなる。
・細菌も侵入しやすくなる。
過剰摂取すると・・
・過剰摂取による副作用の心配は特にない。
・ただし、妊娠中および授乳中の女性がヘスペリジン、ケルセチンをサプリメントで摂取する場合は医師に相談。
まれに、腹痛、下痢、胃炎、吐き気、頭痛、手足のしびれ、発汗などを起こすことがある。
ビタミンPを多く含む主な食品
ミカン、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、アンズ、サクランボ、ソバ、エンジュの葉など
これらの栄養素だけとれば症状が良くなるという話ではありません。
栄養のバランスを考えるときに参考にしていただければ幸いです。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスをとることが大切です!
コメント