困難な時代
「これまでうまくいっていた方法が、あるとき成果を上げなくなる。
これまでついてきてくれた人が、あるとき急に反応しなくなる。
昨年うまくいった方法が、今年は通用しない。」
今はそういう困難な時代です。
今は時代の転換期です。
これからのリーダシップとは?
そうしたときに大切なことは、
「過去の延長線上で、小手先だけで変化をする時代は終わった。
これからは、新しい未来を自分の手で選択し、自らの手で実現していくことができる本当のリーダーだけが活躍できる。」
ということに気づくことだそうです。
「リーダーシップ」とは、より良い未来をつくることを望み、他人にまかせるのではなく、自らの手で未来をつくることです。
だからといって、時代についていくというわけではなく、また、時代の変化に流されるのではなく、自ら「時代の変化の中心となって生きる人」となることです。
環境が悪いことを嘆くのではなく、自ら回りの環境に良い影響を与え、自分が望む環境をつくりだすという決意、人間関係がうまくいかないことに不平不満を言うのではなく、自らが相手との関わり方を変えていくという覚悟が必要です。
他の誰かを待つのではなく、自らが望む未来の姿を創り出す。
それがリーダーシップということで
変化の時代 どこへ目を向ける?
「変化の時代」とは「無限の可能性」を秘めています。
「変化」を恐れる人にとっては、「暗黒の時代」になりますし、「変化」を当たり前だと思っている人にとっては、変化の先にある「機会・チャンス」が溢れてみえます。
この「違い」は何でしょうか?
「変化を恐れる人」にとっては、自分がこれまで体験したことのないような「変化」は、ときに「問題」や「逆境」や「困難」として目に映ります。
わたしたちの多くが、「問題」「困難」ばかりに目を向けてしまいます。
それは同時に「変化」を恐れてしまう気持ちからやってきます。
しかし、同じ状況でも全く違ったところに目を向けている人もいるのです。
いくら「問題」が世の中に溢れていたとしても、「問題」があるということは、同時に「解決策」があるということです。
★「問題」に焦点を当てるのではなく、「解決策」に焦点を当てる。
これが大事です。
これからのリーダー像は?
これからの「リーダー像」は、
・あなたが誰かを思いやるのであれば、あなたはリーダーです。
・あなたが誰かの幸せを願うのであれば、あなたはリーダーです。
・あなたがより成長しようと想うのであれば、あなたはリーダーです。
自分のいる世界を、少しでもいいからより良い場所にする。
そうした小さな決意のつみかさねが、今もっとも求められているのです。
リーダーシップとは、誰かれかまわずひっぱることではありません。
リーダーシップとは、あなたにとって大切な人が、本当に望んでいる姿へと導くことです。
リーダーシップが限られた人たちのものだと思われているうちは、困難な時代は続くでしょう。
ひとりひとりが「わたしがリーダーにならなければならないんだ」と気づくまで、問題は先延ばしにされ、才能は世の中に埋もれたままになるでしょう。
身につけるべきリーダーシップの姿勢
1) 問題に焦点を当てるのではなく、解決策に焦点を当てる。
2) 実現したいビジョンに基づいて、選択・決断する。
3) 相手が望む姿を実現することに夢中になる。
参考著者: 池田貴将氏、アンソニー・ロビンズ氏
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